1. 希望が丘ふれあいセンター

    希望の丘・児童クラブ・支援センター

  2. 童浦こども園

  3. 鹿島こども園

  4. 希望が丘第二こども園

  5. 希望が丘こども園

学校法人明睦学園の主たる事業は幼児教育、保育であるのでその考え方を以下に記す。

 
①幼児教育の必要性と幼児教育とは何か、何を教えるのか。 


認定こども園は教育基本法で定められている学校であり教育機関であり、児童福祉法に基づく児童福祉施設である。しかし学校、教育機関と聞くとすぐに教科、すなわち国語とか算数とかを思い浮かべる人たちがかなりいると思う。幼児教育とは教科を教えるミニ小学校であってはならないのです。小学校以降の学習に備えての生きる力の基礎を遊びを通して学ぶところである。しかし、勘違いをしてはいけません。教えてはいけないのではなく、「教え方=遊びをとおして」が重要なのである。



②環境構成が必要でありその考え方(環境とは)


それぞれの領域の目的を達成していくためには環境構成が必要であり、この5つの領域は小学校以降の「教科」のように1つを取り出していくものではなく互いに関連性を持っているものだということにも気付くことができると思う。保育者はその環境を構成し、目的を達成するために「ねらい」および「内容」に沿って保育を実践していく。
幼保連携型認定こども園教育保育要領等に示されているように、教育・保育の環境には、保育者や子どもなどの人的環境、施設や遊具などの物的環境、自然や社会の事象など、保育環境は人、物、場が相互に関連し合って作りだされる。こども園、幼稚園、保育所においての教育・保育は年齢や発達に合わせて、保育者は子どもたちとの関りの中で、子どもたちが環境とどのように関り、その関りが子どもたちの成長にどのように積み上げられているのか、そのために必要とされる環境構成とはどのようにあるべきか、また、どのように援助(保育)していくのかを常に考え、子どもたちが多くの経験や体験を通して活動ができるように指導計画を作成し、見通しをもって実践していくことが必要である。
子どもは様々な環境に出会うことによって発達していく。すなわち子どもの発達は、子どもがそれまでの体験を基にして、環境に働きかけ、環境との相互作用を通して、豊かな心情、意欲、態度を身に付け、新たな能力を獲得していく。
子どもが心身共に健やかに成長するためには、その子どもを理解し成長を願う大人が少なくても一人は必要なのである。しかし、子どもの成長にふさわしい教育・保育環境を構成することは保育者の質により大きな違いがでてくることも確かである。だからこそ、ひとり一人の子どもたちが育つための最適な環境を提供できるよう保育者は自らの資質向上を常に意識し、心がけていくことが必要である。そして「環境」の中で最も重要なものは保育者をはじめとする人的環境であると言っても過言ではない。


③「一人ひとりを大切に」とどの園も同じことを言っているがどのように考えるのか


本当に一人ひとりを大切にする教育・保育をしていくということは、同じ学年、クラスであっても生まれた月が4月と3月では1年違う。大人の1年はほとんど変わらないが、乳幼児期は大きな成長の差がある。1年前に生まれて今歩いている子と今日オギャーと生まれた子が同級生なわけである。このように考えていくと良く分かると思う。
また成長していく過程において当然個人個人の発達の違いが生じてくる。仮にこのような子どもたち30人を教育・保育していく様子を想像してみよう。一斉に同じことば、同じ口調で保育をしようとすると1/3の子どもたちは物足らないし1/3の子どもたちはついていけずとてもつらい時間になるかもしれない。ほんとうに「一人ひとりを大切に」する保育を実践しようとすると管理的な保育はできなくなるはずである。しかも補佐する保育者が必要になってくる。保育者を増員することは限界があり難しい面もある。しかし、明睦学園では子どもたち一人ひとりの気持ちや発達に添った保育を実践している。


④感性を育てることを大きな目標としている。


幼児期は感性を育む最も大事な時期である。人が生きていく上で喜びや悲しみやその時々において何をどのように感じ、思い、美しいものを美しいと素直に感じることのできるように、純粋な幼児期にこそ育てていくことが将来につながる重要な幼児教育だと考えている。感性を育むとは心を育てることである。


⑤指示、強制、命令をしない保育を。


指示し過ぎたり、強制的にやらせたり、命令的な言い方をしたらどうなるのだろうか。常に指示をされていると、どんな時でも指示を待つようになり、考える力が身に着かない。強制的や命令されて活動していると監視されている時はやるけれど、監視されていない時はやらないというようなことが多くみられるようになる。また、大人の顔色を窺うようになってくる。自分の力で考え、自分がしたくてする子に育ってほしいと考える。


⑥常に発達を見据えた教育・保育が必要である。


0.1.2歳は、3歳児(年少児)は通常この程度のことができる。4歳児(年中)になると・・・・。5歳児(年長)になると・・・・。というデータはありますが、データだけをたよりにカリキュラム等を立てて実行していくということは発達に即した保育ではない。その子その子の発達がある。発達に即した保育とは、前年度の発達の過程が存在する場合は、しっかりと引き継ぎ、その年その年のその子の発達に即した保育を、すなわちその時の最善の方法を選択し、実践することがひとりひとりを大切にすることである。