希望の丘豊橋では、みんなで1つの目的をもって遊ぶこともありますが、一人ひとりの遊びたい意欲に寄り添った関わりを大切にしています。
小さな集団なので、大きな集団では自分の気持ちがなかなか表現できない子も、安心して遊べる姿が多くあります。
好きな遊びを夢中になって遊ぶ中で、ちょっとしたハードルにぶつかった時には乗り越える手助けをほんの少しします。
好きな遊びなので、子どもたちも簡単には投げ出しません。
始めはできなくても、何回も、何日も繰り返すことで乗り越えることができ、一緒に喜ぶことで子どもたちの中には自信が育ちます。
その自信は、次への意欲へとつながります。

明睦学園の施設との連携

希望の丘豊橋をご利用のお子さんで、希望が丘こども園に在園されているお子さんは、お子さんが所属しているクラスや学年の先生達と連携を取り合って保育や療育をしています。
大きな集団で経験してもらいたい活動がある時には希望が丘こども園で過ごし、小さな集団で落ち着いて好きな遊びを楽しみたい時には希望の丘豊橋で過ごします。
その日毎にどちらかの施設に通うお子さんもいれば、同じ日に希望の丘豊橋と希望が丘こども園を行き来するお子さんもいます。
希望が丘こども園へ登園されたお子さんは、“散歩”という形で希望の丘豊橋の職員と施設間を移動します。
(お子さんの様子やその日の活動などを踏まえ、個々に合わせて柔軟に対応しています。)

1日の内に施設を併用する場合の例

・バスで希望が丘こども園へ登園し、クラスでの 活動をした後に希望の丘豊橋へ散歩で向かう。
・朝、希望の丘豊橋に保護者の方が連れてきてしばらく過ごした後、希望が丘こども園まで散歩で向かう。

“散歩”は、ただ移動することを目的とせず、子どもと一緒に自然を五感で受け止め、その子の気持ち・発見に寄り添いながら歩きます。
そのように同じ歩幅で歩くことで、自分の気持ちが伝わり共感してもらえる嬉しさを子どもたちは味わいます。
もちろん、安全面に配慮をして歩き、実際の場面で交通ルールを学べるようにもしています。

希望の丘豊橋をご利用のお子さんで、希望が丘第二こども園に在園されているお子さんも、同様に連携を取り合って保育や療育をしていきます。

子育て支援センターへ遊びに行ったり、放課後等デイサービスを利用するお子さんは児童クラブの子どもたちとの交流もしていきます。