ベタベタする乾くとカリカリする手につく水より強い
こどもたちは、絵の具をそんなふうに感じています。
活動の中でもよく、「白に黒を混ぜると黒が強い」という表現が出てきます。
“見える色の方が強いから、そっちになる”
こどもたちなりの感覚と言葉で、色の変化を捉えています。
今回は、色の粉、土の粉、片栗粉、糊などを使いながら、絵の具ができていくような過程を探求しました。
混ざることで変わる質感。粉が水を含んでいく様子。色が少しずつ別の色へ変化していく面白さ。
最後には、紙皿の上に「自分の名前の色」を作ります。
また、色の粒として染めた砂も用意しました。
混ぜ続ける中で、色は何度も表情を変えていきます。
鮮やかな瞬間。濁る瞬間。ふと美しく調和する瞬間。
その過程の色たちが、こどもたちの記憶の中に蓄積されていくからこそ、最後に見えている一つの色にも、きっと奥行きが生まれているのだと思います。
(※堀井倫子さん)











※堀井 倫子
幼少期より造形教育を受け京都市立芸術大学陶磁器科を卒業。西尾市自宅にて夫婦で堀井陶芸教室主催幼稚園や小学校への陶芸体験講座。心の相談員や中学美術講師を経て岡崎市であおいのね子供造形教室主催。陶芸作家として毎年個展とグループ展で作品発表しています
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